和歌や恋愛に喜びを見出す雅なイメージの平安貴族には、衝撃の裏側があった。射殺された清少納言の実兄、不正の限りを尽くして私腹を肥やす受領…。藤原道長や藤原行政の日記に書かれた、貴族たちの犯罪を掘り起こす。