平安時代、藤原氏が栄華を極める一方、熾烈な権力争いが繰り広げられていた。煌びやかな内裏を舞台に、藤原一族の陰謀や策略に翻弄された、一条天皇と中宮定子の愛を描く。
1943年山形県生まれ。都留文科大学卒業。高校教諭を経て、富士常葉大学非常勤講師。14年をかけて芭蕉の小説化に取り組む。